先週足を挫いて2週間安静の為、磯には行けない息子。それでも先週末は雨で釣りに行っていないからか、堤防でもいいから釣りに連れていけと。堤防なら磯靴を持っていない娘も行けるかもと思って聞いてみると、「行く!」とのこと。それならなら、近くにトイレもあり、魚影も濃いらしい江之浦の堤防につれていくことにしました。
娘は以前一緒に釣りに連れていった際に最初の1時間で飽きてしまい、磯場を運動靴で飛び回って遊び始めてしまいました。「危ないから目の届く範囲でじっとしていなさい」と言われて以来、釣りに行くとは言わなかったのですが、釣りでもいいからどっかに行きたいという気持ちが勝ったようです(因みに普段どこにも連れていってない訳ではないですよ(笑))。前日の夜に子供が寝静まってから帰ったらきっちり翌日の防寒着を用意してから寝ていました。
今回は人気の堤防で、休日は朝暗いうちから行かないと場所が取れないらしい。そこで、日の出前の5:30には現地につけるように4:10には家を出発…の予定でしたが、釣りに行きなれていない娘の持ち物や着替えなどに手間取り現地着が5:50頃。到着してみるとまだ薄暗いのに堤防先端部分には既に6-7人が入っています。私たちは江之浦港近くの「小田原マリンターミナル」さんで買ったコマセと先日自宅で作った加工オキアミを持って、一段低い灯台のような建造物がある場所に釣り座を取りました。
息子は自分で準備できるので、娘とコマセを混ぜて、仕掛けをつくって準備していると明るくなってきました。コマセを入れると小さなカタクチイワシの群れが見えます。そこで、娘はウキつきの胴突き仕掛けとウキサビキ。

いきなりカタクチイワシが釣れてキーパーバッカンに投入。「かわいー。お友達も釣ってあげないと寂しそうやねー。」と言っていましたがそれ以降は沈黙。私も息子も竿を出しましたが餌も取られず。
娘は早速飽きてきて、「今何時?そろそろお昼?」と朝の7:50に聞いてきます。それでも、まだ朝と知ると頑張ってサビキ仕掛けを投入しポツポツとカタクチイワシを釣りました。
そうしている間に息子にまずまずのあたり。「餌取りじゃないのきた!」と言って竿を曲げています。上げてみると、アイゴ。いつもは持ち帰らないのですが、息子は「今日は釣れなさそうやから持ち帰ろう」とのことで、締めて、刺と内臓を処理してクーラーへ。
続いて、あまりにもあたりもないのでBの棒浮きにしていた私にもアイゴ。堤防先端部の方は時々メジナを掛けているようです。やはり特に凪の日は流れが少ない港内は不利ですね。
その後、干潮前後もほとんど潮が動かず、全然ダメ。

天気は良くていい雰囲気の場所なんですけどねー。

昼過ぎに上げ潮に変わると足元に30cmくらいのメジナが見えるようになったのですが、潮は動かないし澄潮、さらに真水が入ったのか通常シブシブになる程度のオモリをつけるとウキがどんどん沈むような状態。魚の活性も低く、全く餌に興味を示しません。

その後、なんのあたりもなく、14:30に納竿。靴をびちゃびちゃにしながら、みんなで釣り座の掃除をして帰路につきました。3連休の最終日の夕方ということで渋滞が激しく、来た時の3倍の時間をかけて帰りました。
息子はやっぱり堤防は嫌だそうです…。